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【あら? こんなところに声優さんが… 第15回】あら、あの参考書の音声教材に声優さんが……!?

みなさんは街中で「あれ、この声、聞いたことがある?」と思った経験はありますか?
いつも私たちを楽しませてくれる声優さんたちは、実はアニメやゲーム以外にもさまざまな場所で活躍しています。
そこでこのコラムでは、アニメやゲームを追っているだけでは情報が入りにくい、声優さんのお仕事ぶりをピックアップしていこうと思います。
今回は、人生の大事な時期に頼りになるあの本にまつわる「あら、こんなところに……!?」なお仕事を紹介します。

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◇受験勉強の音声教材に、声優さんが……!?
大学受験の勉強に欠かせないもの、学習参考書。
その中には、音声が付録で付いているものも多く出版されています。
参考書の音声教材といえば英語のリスニングなどが定番ですが、他の科目にもありその種類もさまざま。
そこで今回は、音声素材に人気声優さんが起用されている参考書を紹介していきましょう。

◇お姉ちゃんと一緒に勉強できる参考書!
参考書の中には、発売から十数年が経っても受験生から愛されるロングセラーが多くあります。人気英単語参考書「英単語FORMULA1700」のCDブック版もそのひとつで、英単語の和訳読み上げを担当するのは井上喜久子さん。
井上さんはさらに、古文の人気参考書「富井の古典文法をはじめからていねいに」の音声教材にも出演。井上さんが著者と一緒に古文単語の活用形をリズムに乗せて読み上げるユニークなものになっています。

しかしこれらの音声教材はあくまで「付録」的な扱いで、本のクレジットには名前が載っているものの、その参考書の押しとしては打ち出していない、声優ファンしか気付かない「こんなところに」なお仕事でした。

◇声優さんを売りにした「声優さん押し参考書」が登場!

「声優さん押し参考書」の嚆矢となったのは、2011年に発売された「美少女が教える日本史」シリーズでしょう。
これまでも学習と萌えを掛け合わせる本は「もえたん」や「萌えて覚えるシリーズ」などがあったものの、いずれも受験参考書ほどのレベルではなく、本格的な参考書で声優さん押し、というものは意外とありませんでした。

「美少女が教える日本史」は神田朱未さん、広橋涼さん、今野宏美さん、鹿野優以さんらが、ミニドラマを交えながら日本史の流れを教えてくれるという、「聴くだけで学べる」というコンセプトの参考書。かつて著者自らの講義をそのまま付録にした音声教材はありましたが、その役目を声優さんにやってもらうというスタイルに。
本の内容も音声教材の補助資料といったもので、あくまでも人気声優さんによる音声教材をメインに押し出した参考書としてインパクトを与えました。

そしてここ数年、「声優さん押し」の参考書がさらに増えてきました。
定番の英単語参考書では「センター試験にでる順英単語」で雨宮天さんが、「音声ダウンロード付 カラー改訂版 まるおぼえ英単語2600」では、小倉唯さん、石原夏織さん、西明日香さん、瀬戸麻沙美さんがナレーションを担当。
この2冊は、声優さんによる受験生への応援メッセージまで収録されているという、まさにファン狙い撃ちといった参考書になっています。

用語や単語の読み上げ系はやはり得意分野なのか、他にも豊崎愛生さんの「ゴロ合わせ朗読CD付 日本史重要テーマ暗記110」、悠木碧さんの「ゴロ合わせ朗読CD付 世界史まるごと年代暗記180」、井口裕香さんの「CD付 大学入試 世界一わかりやすい 英作文の特別講義」といったものも。

やはりそもそもの冊数が多い英語や歴史分野で、「声優押し」の参考書は多く見られますが、これからは国語系や理科系などの「声優さん押し」参考書も増えてほしいですね。

□声優ファンにとってはこれ以上ないモチベーションに!
「好きな声優さんの声を聞きながら勉強ができる」ということは、声優ファンにとってこれ以上のモチベーションはない思います。
今後、例えばネイティブ並の英語ができる人気声優さんが現れたら、日本語訳だけでなく英語の読み上げまで声優さんが担当する参考書が作られるかもしれません。
その参考書自体の評価は横に置いておいても、「声優さん買い」で参考書を選ぶのも、ファンとしては間違いではないでしょう!

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