【声優さんに会いたくて 第7回】村田太志さんに会いたくて!

こんにちは!2019年もアニメと声優さん、そしてハシビロコウ漬けの日々を送ろうと決意しているライターのハシビロコです。
このコラムでは、私、ハシビロコが実際に声優さんに会える場所に飛んでいき、じーっと観てきた感想をレポートします!

今回飛んでいったのは『ヲタク落語会もえよせ〜吉好×村田太志120分トークSP〜』。ヲタク落語家・春風亭吉好さんが声優さんをゲストに招いてトークと落語を披露する、という一風変わった寄席です。今回のゲストは村田太志さん。前半は村田さんがこれまで出演した作品についてのトーク、後半は落語の朗読などが行われ、密度の濃いイベントとなりました。

会場は新宿文化センターの小ホール。ステージとの距離も近く、ファンミーティングのようなアットホームさがあります。

寄席ということでこの日の村田さんの衣装はもちろん着物。えりの部分には、村田さんが『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』で演じたシノのイメージカラーであるピンク色があしらわれていました。袖の色はシノを語るうえで欠かせないキャラクター、ヤマギをイメージした芥子色。シノ好きを公言する吉好さんが選んだ着物の配色に、会場中から拍手が巻き起こります。

前半のトーク部分では、『ベイビーステップ』『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』『ガンダムビルドファイターズ』といった、村田さんが出演した3作品に注目。ベクトルの違う3役を村田さんがどう演じ分けていたか、役が決まったときはどのような心境だったのかなど、村田さんの声優人生を紐解いていきます。
オネエキャラや破天荒なキャラを演じることもある村田さん。しかし本人はとても真面目な性格で、それぞれの役と向き合うときは重く背負い込みすぎないようにしている、と語っていました。

後半では村田さんと吉好さんで古典落語を朗読。人情噺の名作『芝浜』のラストと、ダジャレに近い小噺を披露しました。『芝浜』では主人公である勝五郎とその妻を、役柄を入れ替えながら2パターン聴かせてくれました。
村田さんが演じた妻はなんとオネエ風。アドリブもふんだんに織り交ぜた『芝浜』に笑いが止まりません。いい意味で落語の世界で遊んでいる2人を見ていると、「こんな芝浜もアリだな」という気持ちになりました。
2回目は勝五郎を演じた村田さん。今度は『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のシノ風に演じます。妻を演じたときとは打って変わって、首筋に血管が浮き出るほど力がみなぎった、漢らしい声に会場中が息をのみます。最後の勝五郎の一言には、感動して顔を覆ってしまうほどでした。
小噺では台本に書かれた「ここでお姫様抱っこ」や「壁ドン」という無茶ぶりにも応じてくれた村田さんに、全力で拍手を送りました。

終演後のアフタートークでは、抽選で当たったファンからの質問に村田さんが答える、という嬉しい企画も。質問の内容をなかなか言い出せないファンに、「なんでも聞いて!」と気さくに声をかける場面もありました。

最後に村田さんは、閉まっていく幕を止めようと両腕を左右に伸ばし、「うおおおお!」と叫びます。そんな頑張りもむなしく、あっけなく閉じた幕。村田さんは力尽きたかのような声を出し、最後の最後まで笑いを誘っていました。

そんなわけで『ヲタク落語会もえよせ〜吉好×村田太志120分トークSP〜』、じーっと見させていただきました!寒さが身にしみる冬の夜、和気あいあいとしたトークと落語に心がじんわりと温まりました。今回のイベントの様子は、2019年2月ごろに配信されるそうです。さて、次は誰に会いに飛んでいこうかな?

「ヲタク落語会もえよせ〜吉好×村田太志120分トークSP〜」
12月15日(土) 19時開演
新宿文化センター小ホールにて( https://www.regasu-shinjuku.or.jp/bunka-center/ )
出演 春風亭吉好 ゲスト 村田太志
入場料 3800円