平田広明、梶裕貴らが登壇! Netflixオリジナルアニメ『B: The Beginning』ワールドプレミアレポート

平田広明、梶裕貴、瀬戸麻沙美、石川界人、中澤一登監督が登壇した、Netflixオリジナルアニメ『B: The Beginning』のワールドプレミアが開催された。レポートが到着したぞ。

中澤一登(映画『キル・ビル』アニメーションパート監督)とProduction I.G(「攻殻機動隊」シリーズ)が夢のタッグを組んだNetflixオリジナルアニメ「B: The Beginning」が、3月2日(金)より全世界同時配信されます。

本作は、群島国家「クレモナ」を舞台に、王立警察特殊犯罪捜査課(通称「RIS」)の伝説の捜査官キース・フリック(CV:平田広明)が、犯行現場に必ず「B」の文字を刻み込む連続殺人犯【Killer B】を追う様を、海外ドラマさながらの壮大なスケールで描くノンストップクライムサスペンス。
【Killer B】の事件を追っていく中で、【マーケットメイカー】と呼ばれる組織による襲撃やテロなど、様々な事件が連鎖的に発生。謎の少年黒羽(CV:梶 裕貴)や、キースと共に事件解明へと奔走するRISの若手捜査官星名リリィ(CV:瀬戸麻沙美)、【マーケットメイカー】のリーダー皆月(CV:石川界人)をはじめとした多彩なキャラクターたちが登場し、様々な事件の謎を紐解いていきます。

2/21(水)、全世界190ヶ国での配信を記念してワールドプレミアイベントを開催!
主人公キース役の平田広明をはじめ、梶 裕貴、瀬戸麻沙美、石川界人ら豪華声優陣と、原作・監督・キャラクターデザイン・総作画監督を務めた中澤一登が登壇し、配信目前の心境や完全オリジナルである本作の見どころについてなどたっぷりトークしました!
また、ゲストは作品名にちなんで「”B”lack(黒)」のドレスコードに身を包み登壇。さらに客席も謎の少年黒羽のモチーフである黒い羽で埋め尽くし、会場一体が「B」一色となりました。

<「B: The Beginning」ワールドプレミア試写会&トークイベント実施概要>
【日時】2月21日(水) 19:30~ 【会場】TOHOシネマズ六本木 (東京都港区六本木6-10-2)
【登壇者】平田広明、梶 裕貴、瀬戸麻沙美、石川界人、中澤一登(監督) 【MC】吉田尚記

会場はいち早く本作を観られるとあって、また豪華ゲストの登壇を心待ちにした300人近くの観客で満員に! 本編上映後の興奮冷めやらぬ中、MCの掛け声で主演の平田広明、梶裕貴、瀬戸麻沙美、石川界人、そして中澤一登監督が満を持して登場!
作品名にちなみ、“B”lack(黒)の衣装に身を包んだゲストを前に、客席からは割れんばかりの黄色い歓声と拍手が巻き起こった。全世界190ヶ国への配信を目前に控えた記念すべきワールドプレミアということで、主演の平田は「ようやくこの日がやって参りました。声優として30年と少し、時に海賊声優と呼ばれ、時におじさん声優と呼ばれ、時にはエロガッパとも…」とさっそく会場を沸かせつつ、演じたキースが周囲から「ゲニ(=天才)」と呼ばれていることにちなみ、「今日から私のことはゲニ声優と呼んでください」と平田節全開で挨拶していた。

本作が完全オリジナルストーリーということで、原作・監督・キャラクターデザイン・総作画監督を務めた中澤監督は作品が作られた経緯について、プロデューサーの黒木類と以前から相談していた話を披露。「『ダークヒーローものをやりたい』ということで、スタイリッシュなものを作りたいという話になりました。ダークヒーローは一人ぼっちだなということで、関連したワードを出していきました。『虚空』で言葉遊びをして、そこから『黒羽(こくう/梶が演じるキャラクター)』になりまして、じゃあ黒い羽生やしちゃえと(笑)」と話すと、演じた梶は「初耳なんですけど!?」と驚いた様子。
続いてキースについては、「黒羽がすごくピュアなので、対照的なキャラが欲しくて、なんでもかんでも難しく考えるキャラにしようとなりました。モデルは数学者のディラックです」と振り返った。これに対しキースを演じた平田は、「ピュアの正反対が僕ってことなんですね?」と拗ねたふりをして、再び笑いを誘っていた。
瀬戸演じるヒロインのリリィについては、「清涼剤みたいなキャラが欲しくて、リリィって」とざっくりコメント。すると演じた瀬戸は「清涼剤の名前みたいなってことですよね。仕込み水みたいな」と、まさかの同意。そこに梶が「二人ともなに言ってるんですか?(笑)」と思わず突っ込んでいた。監督は続けて「正直に自分を出しているのはリリィだけなんですよ。キースにしろ、黒羽にしろ、何かをかぶせて生きているので、正直に生きている人が欲しいと考えました」と説明した。
また、石川演じる皆月については、「黒羽に対して、もう一人対照的なキャラクターが欲しいと思って、見る人によっては善にも悪にもなるのが皆月です」と語り、石川も思わず納得の表情だった。

シナリオを読んだ時の感想について平田は「原作のないオリジナルの作品だったので、どんな風にキャラクターが進んでいくのか、毎週毎週台本をもらうのが楽しみでもあり、『喋るなよキース、喋るなよキース…』と(笑)」と冗談を交えてコメントすると、「喋るなよなんですか!?」と梶が再びつっこみ、抜群のコンビネーションに会場は大きな笑いに包まれていた。
一方で梶はオーディションの時に初めてシナリオを読んだと言い、「海外ドラマと日本らしいファンタジーという両面から楽しんでもらえるような作品というのが、資料をもらった段階からわかっていて、『これ絶対に面白い作品になるな。なんとかこの作品に参加したい』と思っていました。大枠は知っていましたが、毎週楽しみな気持ちで台本を待っていました。出演陣も作品のことが好きで、ファンみたいな部分がありましたね」とコメント。
瀬戸は「オーディションでも、リリィのうっかりしたシーンとかだったので、最初は1話完結で事件が解決してすっきり!みたいな刑事ものをイメージしていました。こんな壮大な作品だとは思わなかったです(笑)」と天真爛漫な様子で話すと、思わず梶が「キャストの間でも話題になってたんですが、リリィそのものでしょ?」と呼びかけると、ほかの登壇者や観客も納得の様子。中澤監督も「オーディションでもリリィそのもので、スタッフから歓声が上がりました」というエピソードを披露し、瀬戸も照れた様子だった。
石川は「全体の印象として、前の話を確認するのが楽しかったです。新しい台本をもらって、『あー、ここがつながってたんだ!』って前の台本を確認してました」と、伏線に満ちた展開への期待を高めていた。

また、本日上映された3話までの印象深いセリフについて、平田はキース役を再現して、「『話をかいつまんで解釈するな。悪い癖だ』」と語ると、生ゼリフに会場からは思わずため息が。しかし、これは石川演じる皆月の台詞だったようで、「ボケたらツッコめよ!」とダメ出し。石川は「むしろやっていただいてありがとうございます!」と感謝していた。
梶は「『僕はここに居る』という台詞ですね。全話通してこれが大事になるんです。僕、色んな出演作でこのセリフを言うんです。よっぽど自分の現在地を知らせたいのかな。GPSみたいな!(笑)」と語ると、会場から爆笑が起こっていた。
瀬戸は「図書館の方の『次の方どうぞー』ってやつですね」というと、独特のセレクトに梶が思わず、「それ確か4話です! ほらリリィでしょ?」と突っ込んでいた。
石川は「自分の『見つけたぞ』っていうセリフはすごいリテイクもやらせてもらって、気持ちを作るのが難しかったです」と語りつつ「リリィの『了解のすけ!』は汎用性が高くて良いですよね。瀬戸さんと実はよく飲みに行くんですけど、(貝柱とかけて)『了解ばしら!』っていうんですよね」と、普段から瀬戸ワールド全開のエピソードを披露していた。

本作のために中澤監督は海外ドラマなどを研究したと言い「自分の中にある作り方よりも、視聴者が進化している。あんまり説明しすぎなくていいんじゃないかと。流れやテンポだったり、それぞれ好きなキャラを追いかけられるような作りにした方がいいんじゃないかと思いました」とこだわりを語っていた。

最後に、本作の見どころについて、平田が「良質な海外ドラマを観ているような映像や音楽。なおかつちょっと難しい。1回観た後にもう1回観るとさらに楽しめます。全話一挙配信なので、何回も繰り返し楽しめる作品だと思います」と熱くアピール。
フォトセッションでは、「“B”lackがドレスコード」の観客たちが、黒い翼をモチーフにしたうちわを広げ、まさに”B”lack(黒)一色で埋め尽くすという圧巻の景色に!
巨大な黒い翼を広げたかのような客席の中心でフォトセッションが行われ、大盛況のうちにイベントは幕を閉じた。

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