【声優見聞録 第58回】エブリスタ・マンガボックス presents 豊永・小松・三上の真夜中のラジオ文芸部 課外部活動イベント Vol.1

どうも~、『これ、ブラッシュアップしましょうよ~!』っていうフレーズを気軽に使う人、各現場で出会ってしまう、ライターの益田です。
今回は、文化放送さんで、毎週木曜 20時30分から放送中の「豊永・小松・三上の真夜中のラジオ文芸部」の番組イベントにお邪魔させていただきました!

この番組は、パーソナリティの豊永利行さん、小松未可子さん、三上枝織さんがリスナーと共に「文芸部員」となり、全員で作家デビューが出来る日を目指すという、作家の立場からすれば、死活問題につながる、とんでもない企画の番組です。

公録イベントの概要は、「Project ANIMA」さんの第1弾「SF・ロボットアニメ部門」の応募を今年2月から開始され、たくさんのリスナーの方々が原作を持ち込みされていました(みなさん、熱量や勢いがあって、枯れている私からすれば、後光のようにとても眩しかったです)。

ステージには、レギュラーの小松未可子さんと三上枝織さんが登壇! 豊永さんはいらっしゃいませんでしたが、恐らくスケジュールの都合だと思います。
というのは、個人的なお話で大変申し訳ないのですが、恐らくオープニングで豊永さんがいらっしゃらない理由をお話したんだと思いますが、わたくしが20分ほど遅刻してしまいまして、理由は、未だに闇の中でございます。すみません。

小松さん三上さんのフリートーク後、SF作家でゲームデザイナーの芝村裕吏さんとイラストレーターのしまどりるさん、プロデューサーさんらが参加され、レギュラーメンバーが練り上げてきた企画を、芝村先生からのアドバイスを受け、しまどりるさんが、その場でイラストされるという超贅沢会議が開始。

小松さん三上さんらのSF・ロボットアニメ案は「ロボット×一般市民×祭り」と盛り込み過ぎのキーワード発表に芝村先生、しまどりる先生が困惑。
しかし、芝村先生が『企画にダメはないんです。企画に正解はないんです。最終的にお客さんの心に刺さるかどうかなんです。』というお言葉に心打たれてしまい、最近無難な考えばかりをしまいがちな自分に喝。

さらに『プロデューサーさんやお客さんにしても、お金を持って騙されたい人なんです。気持ち良く騙すのが我々(作家)のお仕事なんです。』、『作家は、お客さんに「ありがとう」と言わせるために、相手の心にソッと入って、お客さんのポケットからスッとお金を抜く仕事なんです。』、『企画にとって一番重要なのは、自分の過ちを認めることです。やり直すことができれば成立するまでは、書き直せば良いんです。』とひとことひとことの言葉に刺さってしまい、黒ヒゲならとっくに飛び出してしまうぐらい、ザクザクに刺されまくりました。

会議の内容は、三上さんが青森出身ということで、「ねぶた祭り」を作品に盛り込み、主人公は、役所から来たサラリーマンが褌姿だったりと、土地勘の強い作品に固まり、会議が進行。
イベント終了前には、しまどりる先生が褌姿の主人公を短時間で完成させ、クオリティ高いイラスト披露に会場中が拍手喝采!
1流の仕事ぶりを目の前で拝見できる、とても貴重なイベントでした。クリエーターを目指す方は必ず第2弾の参加をお勧めします。

今回、取材でお邪魔させて頂きましたが、まるで作家の講習会にお邪魔した気分でした。月に1~2回ほど公民館でやってほしいぐらいです。
芝村先生のお言葉、まるで自分が考えたかのように後輩に伝えたいと思います。では、また。

■イベント:「エブリスタ・マンガボックス presents 豊永・小松・三上の真夜中のラジオ文芸部 課外部活動イベント Vol.1」
■日時:2018年3月10日(土)開演11時30分
■出演者:小松未可子、三上枝織
ゲスト:芝村 裕吏(作家、ゲームデザイナー、漫画原作者)
しまどりる(イラストレーター)
■会場:文化放送12Fメディアプラスホール(東京都港区浜松町1-31)

関連サイト