【ラジオフック第69回】緒方恵美さんとリスナーの熱は20年前と変わらず/谷山紀章さんが女子リスナーに深夜の恋愛指南?

テレビに比べて、ラジオは「かつての人気番組」を知ろうにもなかなか触れる機会がないもの。でも時々復活して、放送当時を知らない場合でも雰囲気を味わえることはありますね。今回はまず、そんな「一夜限りの復活」を果たした伝説的番組から。

『文化放送モバイルplus presents生放送!緒方恵美の銀河にほえろ!2018-なま-』
パーソナリティー:緒方恵美
配信元:超!A&G+
配信日:6月20日(水)

緒方恵美さんによる動画つきの特番。『銀ほえ』の愛称で1996~1998年まで放送されていた伝説的番組で、『文化放送モバイルplus presents 生放送!』の枠で一夜限りの復活を果たしました。

緒方さんいわく「本当に多くのメールが届いた」そうで、オープニングからメールを続々と紹介します。しかもいずれのメールにも下ネタが入っており、それに緒方さんが笑いながらツッコむという流れ。開始数分で「20年前もこんなにワイワイと楽しい放送だったんだな」と想像できました。

『銀ほえ』が原則ペン(ラジオ)ネーム禁止であるため、多くのリスナーが本名で投稿・採用されていました。緒方さんも「偉いね、このご時世に」と、懐かしさとともに感心していた様子。

「昔は雑音と戦いながら文化放送を遠距離受信していた、現在は結婚して子供もいる」「緒方さんのあるラジオ番組が終わってから、若手女性声優のラジオに下ネタを送ったが採用されない」など、昔ながらのリスナーの個性あふれるメールと、それに対する緒方さんの鋭いリアクションなどで、あっという間の1時間に。かつてのリスナーには懐かしく、新規のリスナーは伝説に触れられて新鮮、そんな記念的な夜だったのではないかと思います。
 

『谷山紀章の明日もがんばります!』
パーソナリティー:谷山紀章
配信元:超!A&G+
配信日:6月20日(水)

こちらは谷山紀章さんによるラジオ番組で、タイトルどおり、世の中の女性を応援していくことがコンセプト。ラジオネームのことは「ガンバネーム」と呼んでいます。

今回は女子大生からの「紀章さんの『バァカ』の言い方が好きです。バとカの間に「ァ」が挟まるのが最高。紀章さんが女の子に言われると『たまらないな』と思う言葉は?」というメールを紹介。

これに対し谷山さんはシンプルに「好き」と言われるといいねと思う、と反応。そこから「男のバカな妄想だけど……」と前置きしつつ「こんなの初めて」というのもうれしいと言います。そこからやや大人向けのトークが展開。「男はその女の初めての男になりたがる。女はその男の最後の女になりたがる」というオスカー・ワイルドの格言も引用し、いかに喜べる言葉なのかを語っていました。

そして女子リスナーに向け「男のツボをくすぐる言葉を心がけるといいかもしれませんね」「かくいうきーやん(自分)もシンプルな男なんで」と恋愛の上でのアドバイスを贈ってまとめる谷山さん。真夜中の番組らしく、女性へのエールはもちろん深夜ラジオのテイストも持ち合わせていて、男女ともに楽しめるトークを味わわせてくれます。
 

今回の番組紹介は以上です。地上波の番組を蘇らせることもできる、と、『銀ほえ』の特番からはネットラジオのいろいろな可能性を感じました。

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